ありがとう
拝啓 一筆お伺いもうしあげます。年々歳月が過ぎゆく中で、花の咲く時節はかわらねど、日々合わす顔ぶれ、人と人との交流は目まぐるしく変化をして、時は流れています。
去（申）るものは追わずといいますが、その場その場で暖かななごみの笑顔溢れる人との交流こそが人生の幸せというものでしょうか。それでも、日常のなかで特に現代は何かしら迫りくる不安、焦燥等々の沸き起こる私の中の感情は私自身がまさに抱えている闇でありましょうか？全く私こそが、ままならない存在だと気づかされます。
ところで、今話題の五郎丸歩選手の得意なポーズ、両手の親指と人さし指と合わすポーズは観世音菩薩(観音)をあらわす秘印の印相で、観音様は、誠に威神力をもった方で、その力は我々の想像を絶する働きを持っておられます。不思議なる知恵の働きは、よく世間の苦しみを救うとあります。そして、無垢清浄なる光はよくよく諸諸の闇を破し、照らすととかれています。 そうであるなら、この現実の存在、観音様の力を基として、成り立っていると考えられないでしょうか。それが、自分本来の力であると確信して、その信念に基づいてこの世を歩んでいけば易易と生ききれるのでわないでしょうか。大いなる自分照らし、見守って頂いている観音様の力その分身こそが、我々自身であるとともにこの世のくるしみを楽となし、闇を破し、照らして、お一人お一人生まれいでし生きがいを紡いでいけることができればそれこそが、本当の幸せになるでしょう。
どんな困難に合おうとも、本当の生きがいが得られる真実の教えが解るまで、人生を歩んで行くこと、光輝く日を明るく希望を持って歩んでまいりたいですね。敬具
感 謝
花：蓮華草
花言葉：感化、私の幸福、心が和らぐ
2016年3月1日
